2019年度支部横断企画

シンポジウム 「周縁か中心か?ーー音楽史の中のベルギー」

第2回 (1830年~70年)ロマン主義とフェティス

https://www.facebook.com/events/673677403137567/

企画代表
大迫知佳子(西日本支部)
日時・場所
2019年12月14日(土)13:00-17:30
国立音楽大学6号館110スタジオ
司会
椎名亮輔(同志社女子大学)

概要

  • 第1回の報告と趣旨説明
    友利修(国立音楽大学)
  • 研究報告
    1. 岩本和子(神戸大学)
      「1830年ベルギー独立とモネ劇場」
    2. 朝山奈津子(弘前大学)
      「『ネーデルラント』楽派からフランス・フランドル楽派へ:音楽史記述上の変更をめぐって」
  • パネルセッション「独・仏・白の音楽史言説ーーフェティスの遺産」
    1. 大迫知佳子(広島文化学園大学/ULB)+安川智子(北里大学)
      「ベルギーのフェティス、フランスのフェティス」
    2. 上山典子(静岡文化芸術大学)
      「『音楽史』の成立ーーブレンデルの『イタリア、ドイツおよびフランスにおける音楽の歴史』を中心に」
    3. 友利修
      「歴史意識とネットワークーー装置としての音楽史」
  • オペラ・コミック抜粋上演(解説つき)

    • グレトリー André-Ernest-Modeste Grétry (1741~1813) のアリア
      • 《シルヴァン》よりソプラノ(エレーヌ)のレチタティーヴォとアリア
        「Il va venir..je vais l'attendre..」
        島田樹里(メゾ・ソプラノ)
      • 《ギョーム・テル》よりバリトン (ゲスラー) のアリア
        「Non, jamais...」
        平賀僚太(バリトン)
    • フェティス François Joseph-Fétis (1784~1871)
      全1幕のオペラ・コミック《双子姉妹》(Les soeurs jumelles)
      演奏会形式上演(ほぼ全曲 一部カットあり)
      演奏:新福美咲(ソプラノ)、島田樹里(メゾ・ソプラノ)、平賀僚太(バリトン)、陣内みゆき(ピアノ)
      盛合匠(テノール)、横山和紀(テノール)、田村智仁郎(バリトン)

    * 演奏会後、学内施設にて公式懇親会(情報交換会)があります。

    主催
    日本音楽学会
    共催
    日本ベルギー学会、ベルギー研究会
    後援
    ベルギー大使館