沿革

沿革

  • 1951年:音楽研究者の間で学会発足に向けての準備が開始。
  • 1952年1月:東京藝術大学において第1回発起人会が開かれ設立実行委員会が設立。
  • 同年4月:同じく東京藝術大学において創立総会が行われ、会則案が審議されて、同時に名称を「音楽学会」と決定。発足の運びとなる(設立直後の会員数は名誉会員3名、正会員55名、準会員5名)。
  • 同年内:関西支部が設立。
  • 1954年:当初年2回開催されていた全国大会が年1回に慣例化。
  • 同年:音楽之友社から機関誌『音楽学』発行開始(1956年の第2号 より年1回発行、1959年の第5号より年2回発行。1978年より委託販売をアカデミア・ミュージック株式会社と契約。1962年の第8巻以来、年4回発行。1974年に学術刊行物指定。年より年3回発行。2008年より年2回発行)。
  • 1958年:国際音楽学会に正式加入。
  • 1960年:東北支部が設立。
  • 1965年:会長が国際音楽評議会国内委員会の委員に就任。
  • 1967年:東洋音楽学会と初の合同大会を開催(1960年代半ばより定期的に合同例会は開催)。
  • 1967年:RILM国際本部からの要請で、国内委員会の設立に協力。
  • 1970年:東北支部が支部通信の発行開始(1981年関西支部通信、1982年に関東支部通信、中部支部通信がそれぞれ発行開始)。
  • 1976年:RISM本部からの依頼による調査に参加。
  • 1978年:東洋音楽学会と2回目の合同大会を開催。
  • 1980年:東北支部が東北・北海道支部へと名称変更。
  • 1982年:中部支部の設立が総会で承認(1985年に正式に発足)。
  • 1982年:学会創立30年を記念して「30年史」の編纂事業開始(「日本音楽学会30年史」が1987年『音楽学』第33巻 (特別号)として発行)。
  • 1986年:学会名称を「日本音楽学会(にっぽんおんがくがっかい)」に改称、欧文名称も「Japanese Musicological Society」から「Musicological Society of Japan」に変更。
  • 1990年:国内で初めての国際音楽学会のシンポジウム(SIMS 1990 OSAKA)を国際音楽学会と共同開催(参加者:外国人100名、日本人250名)。
  • 2002年:創立50周年を記念して、「音楽学とグローバリゼーション」をテーマに国際大会(IMJ 2002 in Shizuoka)を開催(参加者:外国人73名、日本人363名)。
  • 2004年:『音楽学とグローバリゼー ション――日本音楽学会創立50周年記念国際大会報告書』がアカデミア・ミュージックより発刊(560頁)。
  • 2011年:東北・北海道支部と関東支部が統合され、東日本支部発足(それにともない関西支部は西日本支部と名称変更)。
  • 2017年:アジアで初めての国際音楽学会(第20回東京大会 IMS 2017 TOKYO)を東京藝術大学と共同開催(参加者:45ヶ国から838名)。

歴代会長

  • 加藤 成之(1952年4月〜1964年3月)
  • 辻 荘一(1964年4月〜1970年3月)
  • 野村 良雄(1970年4月〜1976年3月)
  • 服部 幸三(1976年4月〜1983年3月)
  • 谷村 晃(1983年4月〜1989年3月)
  • 海老沢 敏(1989年4月〜1995年3月)
  • 角倉 一朗(1995年4月〜2001年3月)
  • 金澤 正剛(2001年4月〜2007年3月)
  • 礒山 雅(2007年4月〜2013年3月)
  • 渡辺 裕(2013年4月〜2019年3月)
  • 長木 誠司(2019年4月〜 )